襷めざ氷を切るという選択
例えば初手のこういう対面で
vs()
ガブリアスは剣の舞を押していいのか?(=襷めざ氷を切るという選択)
ガブリアスサイドはこういう選択をした場合、守らずに飛び膝蹴りを押されてもまずいのだが、通常バシャーモ側は襷を持っていない限りは居座る場合は守るを選択せざるを得ない。貴重なガルーラに強いコマを無償で突破されないためにも守っておきたいはずである。
という事を考えると剣の舞を選択するのが一番アドバンテージを取れる動きではないか?
所謂厨パと呼ばれるこのパーティはこちらのバシャーモが相手のメガバシャーモに基本的に勝てないという性質上、相手のメガバシャーモの処理が実は結構面倒臭い。
そう考えると初手のこういう対面でアドバンテージを多く稼いでおいたほうが試合を有利に進められる可能性が高い(=メガバシャーモ軸に勝つためには如何にしてこの対面で大きいアドバンテージを得るかどうかが重要?)。
+みたいな馬車バトン展開が予想される並びにはむしろ積極的に剣の舞を押していっても良いのではないか?
最近はに繋ぐタイプも一定数存在しているので、それこそバシャーモの襷めざ氷を切る選択さえできればこういったバシャバトン展開を狙った構築にはかなり大きな負担をかけることができる。
では逆に、最近(メガ)バシャーモというポケモンを利用して対面操作及びパーティの素早さ方面の底上げによる展開をベースとしたないしはそれをひとつのギミックとして組み込んだ構築が数を増やしてきているような気がするが、
守る(S+1)vs剣の舞(+2)
バトン(S±0)vs岩石封じ(A+2)
こういうことをされた場合、バトンバシャーモ側のリカバリーは効くのだろうか?
この状況を平面的にとらえるとバトンを繋いだ先が+2岩石封じのダメージを貰いS上昇の恩恵はプラスマイナスゼロ、対面にはA+2ガブリアスがいる、ということになる。
これってめちゃキツくね?
←つよい
このガブリアスとバシャーモの対面における関係性は拡大して見てみると
vs
この対面に少し似ているような気がする。
言ってしまえばこの対面におけるバシャーモ守る読みのガルーラみがわりという選択は先に述べたガブリアスの剣の舞の選択と同じベクトルを向いている。
ただガブリアスというポケモンを前にして、このことを意識しながらバシャーモサイドが立ち回れるかと言われればそれはなかなかシビアなところだと思う。
バシャバトン展開を組む上では、こういうシチュエーションを想定せずに組んでしまうことのないようにしたい。