水の消えた川を跨ぐ橋の上から

公にするのも憚られる、かなりどうでもいいこと

悪タイプ+最速ソーナンス

 

六世代の終盤、私の脳内にこびりついていた着想

 

 

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悪タイプとフェアリータイプの対面はほとんどのケースにおいてフェアリータイプ側のアドバンテージが極端に大きくなりやすい。悪タイプ側からフェアリータイプ側にかけられる負担は小さいことが多く、フェアリータイプ側は一度や二度、交代読みの技選択をしても問題ないというケースが多い。しかしその一方で、仮に悪タイプのポケモンを切る動きをされて居座られた場合、後続で悪タイプの技を受けるのは今対面にいるフェアリータイプ以外のポケモンでは厳しい。この高火力悪タイプのもつ「交代読みの技選択はできても、交代読みの交代はしにくいジレンマ」を利用した最速ソーナンスでのサイクルカットにずっと注目してきた。

悪タイプの処理、および交代されても後続への負担が大きいフェアリータイプにそれを一任した選出をする人が多かった。それは裏を返せば悪タイプの処理を安定してできるのがフェアリータイプだけということ・・・それならフェアリータイプをソーナンスでキャッチして悪タイプを通せば強くね?という非常に単純な発想。鈍足格闘は基本的にこれと同じやりかたで処理できたが、キノガッサルカリオといった相手には選出を縛られやすかった。

オフ・レートなどシーンを問わずそれなりの強さを発揮していたし、高火力悪を通すための手段は状態異常やステルスロックゴツゴツメット、複数のスイーパーなどカスタマイズ性も高く、その都度環境にも適応させやすい一貫した軸としてずっと使用していた。

終盤ではフェアリータイプを選出されなかった際のソーナンスの腐りやすさを挑発脱出ボタンボルトロスで克服しようとしたりしていたがイマイチ完成度が低く、志半ばで六世代が終了してしまった。

 

(11/6に開催されたBCSを以って、私の六世代対戦は全て終了したのでここ最近の考察の記録として筆をとっている次第です・・・暖かく見守ってください。)